Soratama | 宙玉

Aerial ball shooting technique : 宙に浮かぶ玉の中の光景を撮影できる宙玉(そらたま)。撮影のためにはどんな機材が必要になるのか? 撮影のコツや作例などを紹介。

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宙玉アワード2020 審査結果発表!

   


本年もたくさんのご応募をいただきありがとうございました。
本年の受賞作は以下の作品とさせていただきました。
素敵な作品をお楽しみください!

なお『宙玉アワード2021』の応募も開始いたします。
詳細はあらためて告知しますが、2021年に公開された宙玉写真を対象とします。
自分なりの工夫をし、ハートをくすぐる写真をぜひお寄せください!

宙玉アワード2020
審査委員長
上原ゼンジ

■応募期間 / Application Period
2020年1月1日(水)~2020年12月25日(金)
Wednesday, January 1, 2020 – Friday, December 25, 2020

■プレゼント内容 / Prizes
最優秀賞:熊野ブラシ クリナー液 ペーパーセット(蔵CURA )
First Prize for One Applicant Cura Cleaning Set with Kumano Brush (Cura)
優秀賞:クリーナー&ペーパーセット(蔵CURA )
Cleaner & paper set (Cura)


 

きざけん さん

鮮やかな菜の花畑の背景と一体感を持たせるため、あえて絞りを開放にして玉の輪郭をぼかすようにしました。 また、空気感を持たせるために露出を上げハイキー気味にすることで、ファンタジックな感じが出たかなと思っています。 主題となる菜の花をシンプルに中心に据えるからこそ、フォーカスがしっかり合うよう気を使いました。

撮影機材:オリンパス OM-D E-M1 Mark II / オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 Pro / soratama 72 / ケンコー接写リング(10mm)
WEBサイトhttps://www.instagram.com/kizaken_44river/

宙玉というのは絞りを変えることにより描写もかなり変わってきます。絞りを絞れば玉の輪郭がはっきりし、開ければ輪郭はぼやけてきます。自分のイメージによりこの絞り値をコントロールすることが重要ですが、今回の作品では絞りを開け、ふんわりと柔らかく菜の花を玉の中に閉じ込めてくれました。きざけんさんはこの他にもデイライトシンクロでストロボを使った技法や宙玉とレンズの間にオブジェクトを入れるなど様々な技法で宙玉写真にチャレンジしてくれています。これからも工夫に満ちた宙玉写真を見せてください。おめでとうございます!

審査委員長 上原ゼンジ


 

marie・ashray さん

クリスマスツリーを玉ボケするように撮影した色合いの違う2枚の写真を多重露光しています。 宙玉の中に光の渦を写してみたくてわざとピントをずらして撮りました。

撮影機材:オリンパス Stylus TG-4 Tough / soratama 55 for TG / アプリ:Snapseed
WEBサイトhttps://twitter.com/marie_a_lover

ビビッドでノイジーなイメージには荒々しさも感じますが、ただの抽象的な写真ではなく、自分のハートに忠実に制御されているという印象を持ちました。marie・ashray さんはこのコンテストの常連で最優秀賞も受賞されていますが、独自の世界観を楽しませてもらっています。

審査委員長 上原ゼンジ


 

toshiboo8216 さん

宙玉で動く生き物を撮ることは難しいのですが、この初見の蝶(アサギマダラ)は警戒心がなく至近距離まで寄れるので、綺麗に閉じ込められると思いました。

撮影機材:キヤノン CANON EOS R / キヤノン EF-S24mm F2.8 STM / Soratama72 / 宙玉エクステンションチューブの長さ:50mm / 接写リング(12mm)
WEBサイトhttps://www.instagram.com/toshiboo8216/

宙玉は魚眼レンズのように超広角で撮影できます。つまり被写体にかなり近づかないと大きく写すことはできません。生き物を撮ろう思ってネコや虫に近寄ってもすぐに逃げられてしまいガッカリということがよくあります。警戒心のない蝶とのことですが、きっちりと宙玉の中にとらえてくれました。宙玉で昆虫採集ができたら面白そうですね。これからもいろんなものを宙玉の中に閉じ込めてみてください!

審査委員長 上原ゼンジ


 

なかやん さん

自作した宙玉を使用しています。 アクリル板に穴を開け、ガラス球を貼り付けています。 撮影のコンセプトは玉ボケのキラメキの中に浮いている漆黒のガラス玉を意識しました。 惑星のようなイメージです。

撮影機材:キヤノン EOS6D / バブルボケレンズ2号 / 自作宙玉レンズ
WEBサイト
https://www.instagram.com/nakayan7000/

たくさんの光の玉の中に黒い玉が浮かぶ、不思議で迫力のあるイメージですね。宙玉写真を自分で撮っている人は分かると思うんですが、この写真は市販の宙玉では撮影できません。製品版だと72mmのフィルターに20mmのボールレンズを取り付けているので、玉がもっと大きく写ります。つまりバックのボケ玉はこんなにたくさん写すことはできないということ。そこで宙玉を自作することにより、このイメージを捉えることができるようになったそうです。ただやみくもに撮るのではなく、自分のイメージを実現するために工夫をしているところが素晴らしいですね。なかやんさんは2019年の最優秀賞受賞者です。

審査委員長 上原ゼンジ


 

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