マクロレンズを利用する
宙玉で撮影をするためには接写できることが重要ですが、手軽なのはマクロレンズを使う方法です。ただし宙玉撮影に向いているのは焦点距離24〜50mm相当(35mm判換算)のレンズなので、マクロレンズならどれでも使えるというわけではありません。またマクロレンズという名称でも倍率が低い場合は接写リングと併用する必要があります。
適したレンズ
APS-C 30mm(35mm判換算:45mm)
APS-C 35mm(35mm判換算:53.5mm)
フルサイズ 50mm(35mm判換算:50mm)
使用可能なレンズ
35mm判換算60mm程度のレンズ。宙玉エクステンションチューブを延長することにより使用可能になる。
マイクロフォーサーズ 30mm(35mm判換算:60mm)
APS-C 40mm(35mm判換算:60mm)
フルサイズ 60mm(35mm判換算:60mm)
筒を延長する方法
「宙玉レンズボール」と「宙玉エクステンションチューブ」を購入した場合、エクステンションチューブは計55mmになります。それ以上の長さで使いたい場合は「宙玉エクステンションチューブ」をもう1セット購入するか、他社製のエクステンションチューブをお買い求めください。
不向きなレンズ
35mm判換算90mm以上の望遠レンズ。宙玉エクステンションチューブを長くする必要がありレンズに負担がかかります。被写界深度が浅くなり玉のエッジをはっきりさせづらくなります。バックに写る画角が狭くなります。
マイクロフォーサーズ 45mm(35mm判換算:90mm)
APS-C 60mm(35mm判換算:90mm)
フルサイズ 90mm(35mm判換算:90mm)