2022年にSNSに投稿された宙玉写真の中から、優秀作品を紹介させていただくとともに下期に向けての課題を発表いたします。宙玉アワードに参加したい方は応募要項をご覧の上、ハッシュタグを付けてご参加ください!
『宙玉アワード2022』上期優秀作
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この2点は、RとMのパパさんの作品です。1点目は被写体がなんだか分からないところが魅力ですね(笑)。色合いがきれいですが、ただきれいなだけでなく、不思議を感じさせてくれます。2枚目のオブジェクトもその幾何学模様が宙玉の中で不思議な効果を生んでいます。宙玉映えする被写体を発見する能力が高い方です。
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hatofotoさんの作品は自作の宙玉によるものだそうです。たぶん大きな宙玉を作って被写体の中に配置したものと思われますが、そのことにより玉の手前に被写体を写し込めるようになりました。クリアだし、前景とのバランスもいいですね。こちらも不思議度が高いです。
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marie_ashrayさんはすでに宙玉アワードも受賞されています。アプリや合成テクニックを使われていますが、アプリに振り回されず、独自のイメージを見せてくれています。今年アップされている写真もみんないいですね。
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Keisuke Okasoraさんは宙玉を水中撮影用のハウジングに入れて撮影されています。このカクレクマノミにはすごく寄ってますが、逃げないのは隠れたつもりになってるからなのかな? ミズクラゲのフリルも豪華でいい感じ。
2022年度後半の課題は「光の軌跡」
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David Weberさんの写真は宙玉写真ではありませんが、宙玉写真を撮る時の参考にもなるので紹介させていただきます。技法的にはライトペインティングを使っていますが、これはさまざまな色のライトを動かし、それをスローシャッタースピードで撮影する技法です。この光の表現は透明球に合ってますよね。ほかにもいろいろ実験的な撮影をされていておもしろいです。
そして本年度後半はこの「光の軌跡」を宙玉で撮影することを課題としたいと思います。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。光源としてはペンライトでも花火でもイルミネーションでも構いません。また被写体を動かしてもいいし、カメラ側を動かしても構いません。手ブレ増幅装置と組み合わせてもいいですが、カメラを壊さないようにお気をつけを。
以下は私が過去に撮影したものです。上は遊園地のアトラクションを撮影したもの、下は線香花火を撮影しました。どちらも三脚を使ったスローシャッターの撮影です。シャッタースピードを調整しながら、自分の好みの光の軌跡を描いてみてください。ライトペインティングに関しては、「how to light painting」等のキーワードで検索すると撮影法がヒットするので、いろいろリサーチしてみてください。
もちろん課題作ではなく、自由なテーマでも構いません。見たことのないような宙玉写真をお見せください!
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●宙玉アワード2022 開催概要
[対象]2022年1月1日から12月9日までの間にTwitterかInstagramに投稿された宙玉写真。
[応募方法]ハッシュタグ「#宙玉」「#soratama」「#soratama_awards」のいずれかを付けてご投稿ください。
[審査基準]写真として魅力があることはもちろんですが、ぜひ今までになかったような新しい宙玉写真をお見せください。新しいというのはアイディア、コンセプト、被写体、技法など、なんでもかまいません。ちょっとした工夫やアイディアのある写真をお待ちしています。
[賞品]最優秀作品(1名)には以下の賞品をお贈りいたします。
WOODSUM ピンホールカメラ
[主催]宙玉協会