宙玉 soratama

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宙玉は透明球に映る光景を撮影するシステムですが、透明球を大きく写すためには接写できることが重要になります。接写ができるようにするためには以下のような方法があります。

◎マクロレンズを使う
◎カメラのマクロモードを使う
◎レンズの先端にクローズアップレンズを付ける(soratama 72には不向き。)
◎レンズとボディの間に接写リングを入れる

それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のシステムに合った方法を選びましょう。

近い位置の透明球にピントを合わせるため、接写が必要になります

近い位置の透明球にピントを合わせるため、接写が必要になります

マクロレンズを使う

 マクロレンズは最短撮影距離が短い接写に向いたレンズです。宙玉に向きのレンズとも言えるのですが、焦点距離によっては問題が発生します。たとえば90mmマクロを取り付けた場合、筒を長くしないと画面内の玉が大きくなりすぎてしまいます。宙玉では広角から標準のレンズがおすすめです。 →どんなレンズが向いているのか?

カメラのマクロモードを使う

 コンデジの場合には「マクロモード」や「スーパーマクロモード」を搭載した機種がありますが、最短撮影距離が短いとそのまま使える可能性があります。
ただし、マクロモードにしても十分に近づけず、筒の内側が写ってしまう場合があるので、そんな時は後でトリミングするか、クローズアップレンズを取り付けます。

このカメラではチューリップマークがマクロモード。機種により、どれくらい寄って撮影できるのかは変わります。

このカメラではチューリップマークがマクロモード。機種により、どれくらい寄って撮影できるのかは変わります。

オリンパス TG-3 Toughには顕微鏡モードがついており、クローズアップレンズ不要で宙玉を取り付けることが可能。

オリンパス TG-3 Toughには顕微鏡モードがついており、クローズアップレンズ不要で宙玉を取り付けることが可能。

レンズの先端にクローズアップレンズを付ける

 通常のレンズを接写で使いたい場合は、クローズアップレンズを使うのが簡単な方法です。クローズアップレンズはレンズの前にフィルターネジで取り付ける凸レンズのことで、被写体に寄って撮影することができます。
 ただし、接写リングと比べると近寄れる距離が遠いので、金属製の「soratama 72」での使用は推奨していません。金属製の宙玉エクステンションチューブを長くし過ぎると、その重みでレンズに負担をかけてしまう可能性があるからです。
 クローズアップレンズを使うのは、元々最短撮影距離が短いレンズを使用する場合、あるいは軽い菓子箱を使った工作の場合などに限定するといいでしょう。

クローズアップレンズは凸レンズです。レンズの前に取り付けると拡大できるというわけです。

クローズアップレンズは凸レンズです。レンズの前に取り付けると拡大できるというわけです。

レンズとボディの間に接写リングを入れる

以上のように接写をするためにはさまざまな方法がありますが、宙玉での撮影に向いているのは接写リングを使う方法です。
接写リングを使うことにより、撮影倍率を上げ、システムをコンパクトにすることが可能になります。

→ 接写リングとは?