宙玉 soratama

*


アクリル製の「工作用宙玉」(マミンカ)を使って、宙玉の工作をする方法を紹介します。マミンカで販売されているのは透明の丸いアクリル円板に穴を空け、透明のアクリル球を接着したものです。

test-2

●工作に必要なもの
マクロ撮影が可能なカメラやレンズ
マクロ撮影ができない場合は、クローズアップレンズや接写リング
お菓子の空き箱や紙筒、レンズフードなど
宙玉
ステップアップリング

●工作の手順
1)菓子箱のフタの部分を抜いて、枠だけにします。きれいに剥がれなかったら、カッターでバリをカットしてください。

2)接写ができるようにする。(マクロレンズやクローズアップレンズ、接写リングの使用)

3)宙玉をレンズの前にかざしてみて、どのあたりでピントが合うか確認。まず、カメラのピントを一番近い側に合わせ、宙玉を前後させてピントが合う位置を確認してください。ピントが合わない場合は、レンズから遠ざけてください。望遠レンズの場合は筒が長くなってしまうので、広角レンズや標準レンズがおすすめです。
宙玉で撮影してみる

4)菓子箱をカットする。カットする線を引く方法は、紙を一周チップスターの周りに巻いて印を付ける。カッターを使ってあまり力を入れずにカットする。短く切ってしまうとやり直せないので、少し長めに切ってから調整する。失敗も考えるとチップスターは長い物がいいです。菓子箱の底側を使うと67mmのステップアップリングがかっちりはまります。

5)菓子箱のフタ、宙玉、菓子箱の筒、ステップアップリングの順番で取り付けます。取りあえずテープによる仮止めで、テスト撮影し、ピントが合うか? ケラレていないかの確認をします。

6)オーケーであれば、フタを固定します。菓子箱の底側を使った場合、フタははずれやすくなります。筒に紙や薄いスポンジなどを巻いて、すぐにはずれてしまわないように固定してください。

chip

(1)菓子箱のフタ (2)アクリル板 (3)菓子箱の筒部分。写真やイラストでは菓子箱のフタ側になっていますが、底側の方が安定します (4)ステップアップリング (5)クローズアップレンズ

20100428_540761

レンズと紙筒の間には、ステップアップリングとクローズアップレンズが。

20100428_540762

球が内側にくるように装着

●宙玉レンズの作り方動画

●クローズアップレンズについて
金属フレームの「soratama 72」を使用する場合、その重みでレンズに負担をかけてしまうためクローズアップレンズの使用は推奨していません。ただし紙筒を使った工作ではそんなに重くならないので、クローズアップレンズを使う方法でもかまいません。

クローズアップレンズには、倍率によって種類がありますが、標準ズームレンズの場合は、No.10でピッタリというケースが多いようです(レンズの最短撮影距離により違いが出ます)。クローズアップレンズには、外側にネジが切ってない製品があり、その場合は宙玉が取り付けられないため、「ケンコー製」のものをおすすめします。

●ステップアップリング
レンズと筒の接続に使います。レンズ側はレンズ径に合わせ、筒側は67mm径にするとピッタリ合います。たとえば、レンズ側が52mm径であれば、52→67mmのステップアップリングを利用します。
ステップアップとステップダウンリング

●宙玉を自作する
アクリル板などを使って宙玉を自作することも可能です。アクリル板への穴あけはドリルドライバーを使うと便利です。ただし、割れてしまう場合もあるので、アクリル専用のドリル刃を使うといいでしょう。また穴を大きくするためにはリーマーが向いています。
sobo_034